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ヒロシのぼっちキャンプ Season2

ヒロシが自分のためだけにするひとりぼっちのキャンプ。ほんとうの自由がここにある。

YouTube でキャンプ動画が大人気となっている芸人ヒロシが各地のキャンプ場へ。誰にも遠慮することなく、自然のなかで思う存分心と体を解き放つ。どこまでも自由な “ぼっちキャンプ” の魅力を紹介する。

出演:ヒロシ
1972年生まれ、熊本県荒尾市出身。
趣味はソロキャンプ、ベース演奏、車、バイク、釣り。愛車はジムニー JA11C とホンダ XR250。
2004年頃に 「ヒロシです。」 の自虐ネタでブレイク。以降、お笑い活動のほか、ラジオパーソナリティ、執筆活動など幅広い分野で活躍。著書も多数。2015年3月より、YouTube チャンネル 「ヒロシちゃんねる」 を開始。趣味であるソロキャンプを自ら撮影・編集した動画が人気を集め、チャンネル登録者は現在95.8万人 (2020年9月)。初のキャンプ本 「ヒロシのソロキャンプ~自分で見つけるキャンプの流儀~」 は、2020年8月の発売前に予約で重版が決定するなど、話題を集めている。


©BS-TBS
  • bochicamp2


#1 丹沢の清流をめざして


今回の目的地は神奈川西部丹沢の山中にあるキャンプ場。ヒロシがソロキャンプの魅力を知るきっかけにもなった愛車のオフロードバイクにまたがってのひとり旅だ。清々しい山の空気をたっぷり浴びながらたどり着いたキャンプ場では、こだわりのサイト探しが始まる。ヒロシにとってぼっちキャンプ最大のテーマは「人に見られずにひっそりと自分だけの時間を過ごすこと」。視界の片隅にさえ他人の気配を感じないでいられる完全な「ぼっちサイト」を見つけるのはいつだって結構むずかしい。清流沿いの広大な河原をさまよった果てにヒロシが見つけた最高の居場所とは?ひとりだからこそ味わえる圧倒的自由。人生を最高に旅したい大人の遊びがここにある。ヒロシのぼっちキャンプ Season2 の始まりはじまり!
 


#2 俺が山でみる夢


丹沢山中の清流沿いのキャンプ場にサイトを設営したヒロシ。夕方の静かな河原でひとり過ごすうちヒロシの萌え心にスイッチが入る。茂みで拾った枝を使って雨よけのタープを張り、残った枝は「わけの分からん」不思議なアート作品に姿をかえる。日が暮れたら焚き火めしの時間。今夜愛用の焚火台に乗せるのは、なんとヒロシが自ら開発したオリジナル鉄板。機能よりもビジュアルにこだわったという鉄板への愛があふれ出し、焼いた肉の味までカッコよく思えてくる始末。でもいいじゃない?ぼっちキャンプは大いなる自己満足の世界なのだから。
 


#3 夏の終わりの忘れもの


今回の目的地は山梨県甲州市山中の一之瀬高原。ヒロシが無骨なソロキャンプの世界を追求しはじめた頃に、野趣あふれる環境をもとめて幾度か通ったキャンプ場を再訪する、原点回帰のぼっちキャンプだ。夏の終わりの陽光が差し込む林内を歩いてお気に入りのサイトを選んだヒロシ。平穏に見えたいつものサイト設営作業が進むうち、突如としてヒロシを凍り付かせるアクシデントが発覚する!果たして今回、ヒロシは無事にぼっちサイトを完成させる事ができるのか!?
 


#4 風の声を聴いた日


テントのポールを忘れるという大失態をどうにか乗り越え、高原の森に納得のサイトを設営したヒロシ。日が暮れてオイルランタンに火を灯したところでヒロシの萌えごころも盛大に着火する。森を分厚くおおうコケを照らして浮かび上がる陰影。喜悦に堪えないヒロシのうめき声が闇夜に響き渡る…。そして今宵の焚火めしで話題になるのは、これまで数えきれないほど炊いてきたコメの水分量について。「はじめチョロチョロ」ではじまるあのコメ炊き法の呪縛から解き放たれて独自の炊飯術を見出したというヒロシの自説が開陳される!
 


#5 初秋キノコの森へ


今回の目的地は山梨県小菅村山中のキャンプ場。到着するや目に飛び込む自然むき出しのサイトにヒロシ歓喜!苔とキノコが密集する萌え萌え切り株を発見し、その景色を愛でるための居場所を設営する。ヒロシのキャンプスタイルは、自然と調和した無骨な空間をつくって過ごすこと。道具やテントはその目的を達成すべくこだわり抜いて選んだものだ。そんな道具たちへのヒロシの愛がとめどなく溢れ出し、長年のソロキャンプで培ってきた「ヒロシスタイル」の全貌が明らかになる!
 


#6 灯よ苔がむすまで


キャンプイン前にヒロシに届いた一通の手紙。それは人間ドックの結果のお知らせだった。そこにあったのは「コレステロール過多」を示す赤文字…。そこで今回の焚き火めしはヒロシ流のヘルシーすきやきに決定!野菜てんこ盛りの鍋と控えめお肉の量に意気消沈ぎみのヒロシだったが得意の米の神がかり的な炊きあがりには大満足だ!そしてオイルランタンを灯せば蘇る幼少の頃の記憶。ヒロシキャンプの原点は、昭和の子供なら誰しもが経験したあの野遊びだった。遠い少年時代を懐かしみつつ、年齢を重ねて直面した健康問題に戸惑う。そんなヒロシの葛藤を知ってか知らずか、灯は静かに燃えて苔はさらに深くむしていく…。
 


#7 俺の東京秋だより


今回の目的地は東京西部の檜原村。普段足を伸ばすことの少ない東京の奥深い自然を感じてみようという趣向だ。キャンプ場へと向かう車中で蘇るのはヒロシが20代なかばで上京した当時の記憶。「東京にはビルしか無いと思い込んで出てきたら最初に住んだ中野区の田舎っぷりに衝撃を受けた」とか「青龍刀が怖くて歌舞伎町を通り抜けられなかった」とか…。やがて清流神戸(かのと)川のほとりにサイトを見つけたヒロシ。秋の川辺でお弁当を頬張りながら静かな水面を見つめていると、若かったあの頃の思い出も清らかに流れ去っていくのだった。
 


#8 神さまの道と 俺の道と


神戸川のほとりにテントを張ったヒロシ。川を遡って地元の名所・神戸岩(かのといわ)を訪ねる。太古の昔にできた硬い岩を水の流れが穿ってできた深い渓谷は古くから山の神域への入口として伝えられてきた。これまでパワースポットで何かを感じたことがないというヒロシ。岩壁にへばりつくようにして急流の谷底を歩き通した先で果たしてなにを見つけるのだろうか?
 


#9 湖畔にて 独り


今回の目的地は山梨県西八代郡にある四尾連湖。紅葉のベストシーズンを絶妙に外して湖畔のキャンプ場にやってきたヒロシ。静まり返った水辺を巡り、ひとりの居場所を確保する。薪割りに没頭するうち、愛用ナイフの来歴を訥々と語り始めるヒロシ。棺桶まで一緒に連れていきたいとまで言うぼっちキャンプの相棒はいかにしてヒロシの元へやってきたのか?味わい深いエピソードが明らかになる。山梨の湖畔で焼くサンマの味、デザートには季節外れのモモ。そして未だ色づかない紅葉。どこかズレていて、だけど自由極まりない「理想のぼっちキャンプ」の一日。
 


#10 わかれ道の選びかた


秋の夜長を過ごすため、薪を拾おうとサイトを歩くヒロシの前に森の奥へ続くわかれ道が現れる。「人生と一緒だね」とポツリ呟きのもれるヒロシ。主流を避けるように生きてきた自らの感覚に従って、ひと気のない道を選ぶ。選んだ道が正しいを信じるのがヒロシ流だ。訪れる日暮れの湖畔でしだいに濃くなってゆく生き物たちの気配…。そして暗い森から現れた珍獣とは!?