#1 湿地の遺体
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2004年、マイアミ。レオノラ・ディアスから警察に通報が入った。夫のヘンリーがゆうべから帰らないと言うのだ。3人の子供と旅行する予定があったことから、レオノラは夫が何か事件に巻き込まれたのではと心配する。その後、ヘンリーは遺体となって「アリゲーター通り」と呼ばれる湿地で発見される。遺体は一部食べられていた。容疑者として、一緒に仕事をしていた兄弟が捜査線上に浮上し…。
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#2 ハーレムの陰謀
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2001年、ニューヨークのイーストハーレム。アパートで同棲中の中年カップル、カルメンとルーベンが刺殺された。カルメンの3歳の孫はガムテープで拘束されていたが無傷で保護。ベッドの下からは現金1万6000ドルが発見される。アパートにはカルメンの元夫とその再婚相手も住んでおり、アパートはカルメンと元夫の共有財産となっていた。またルーベンは別の女性と結婚していたことが警察の捜査で判明し…。
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#3 悪夢のドライブ
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1992年のクリスマスイブ。男性が車を運転していたところ、助手席に座っていた妻が何者かに撃たれたという。警察が駆けつけるも妻は死亡。夫によると運転中に彼に割り込まれて腹を立てた別の運転手が突然発砲したという。ところが夫の証言にはあいまいなところがあり、手がかりが見つからないまま月日が流れる。しかし、事件からちょうど2年後のクリスマスイブ、意外なことから捜査が進展し…。
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#4 最後のダンス
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1992年12月、ニューヨーク・ウエストハーレムのアパートで2人の美人ダンサーが死んでいるのが発見された。20歳のニッキーと19歳のブリタニーがレイプされ、絞め殺されていたのだ。2人は音楽業界でブレイクする日を夢見ていた。2人の死には業界の闇が関係しているのだろうか。怪しい2人の男がアパートから出てくるのを近所に住む麻薬の売人が目撃していた。しかしそれ以外、有力な情報はなかなか集まらず…。
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#5 狙われた美容院
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1995年7月、訪問販売の仕事をしていた女性から緊急通報が入った。美容院の窓から男が飛び出して逃げたというのだ。警察が現場に駆けつけると、美容院のオーナーである27歳のデイナがクローゼットの中で服を脱がされた状態で死んでいるのが発見された。激しく叩かれ、レイプされた上に絞殺されたことが判明する。現場にあった指紋から別居中の夫が容疑者となるが、彼のアリバイを子供たちが証言し…。
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#6 新婚旅行殺人事件
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1995年、新婚旅行中の夫婦が乗っていた車が谷に落ちる事故が発生した。妻は車が転落する直前に脱出して軽傷で済んだが、夫は死亡。警察は事故として処理しようとしたが、夫の遺族が警察に相談。ある事実が判明する。別の夫婦の乗った車が転落する事故が数年前にも起きていたのだ。その時は妻が死に、夫が助かっている。警察は両方の生存者に事情を聞こうとするが、2人とも行方不明になっていて…。
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#7 不幸な結末
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2013年、女性マッサージ師ラリッサが行方不明となり、家族が捜索願を出した。兄弟によると、彼女は旅行中もこまめに連絡を取るタイプなのに、何週間も音沙汰がないという。大家も彼女を見かけていないそうだが、家の近くに彼女の車が止まっているのが見つかり、トランクから血痕が発見される。さらに、彼女の口座から預金が引き落とされていることが判明し…。
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#8 サイレントキラー
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1992年、ダイアンは死体防腐処理者である夫と葬儀場の近くに住んでいた。昼を過ぎても出勤しない彼女を同僚が心配。夫は遠方に出かけて留守にしていたため、葬儀場の従業員が様子を見に行く。そして彼女がバスタブで息絶えているのを発見。しかし自宅には誰かが押し入った形跡はなく遺体に外傷はない。自殺した様子さえなかった。その後、自殺をほのめかすようなメモを夫が見つけるが…。
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#9 義理の殺人犯
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1991年、37歳のナンシーが病院に緊急搬送された。嘔吐が止まらず激痛を訴えるが、原因は分からず24時間後に昏睡状態に陥る。付き添っていた夫と両親は、やむを得ず生命維持装置を外すことに同意。詳しい死因が分からないまま事件性はないと考えられた。しかし翌日、父親がナンシーは夫に毒殺されたのだと警察に訴える。夫が同僚と不倫し、夫婦関係がうまくいっていなかったことが判明し…。
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#10 終演の時
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26歳のサムは兵士としてアフガニスタンで活躍した後、カリフォルニアの大学に通っていた。ある日、彼の父親がアパートを訪ねたところ、ベッドで半裸の女性が撃たれて死亡しているのを発見する。殺されたのはサムの友人のジュリーで、サムは行方不明になっていた。警察は彼を容疑者として捜索。口座から預金が引き落とされていることに気づく。しかし引き落としたのは彼ではなく、地元に住む若者で…。
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#11 秘密の本
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1988年、ダニエルとキャロルの夫妻が家に侵入してきた何者かに撃たれた。病院に搬送されるもキャロルは死亡。背中を撃たれたダニエルは奇跡的に助かる。散歩から帰ってきたところ2人の侵入者と出くわし、撃たれたのだという。警察は強盗による犯行と考えるが、夫妻の過去を調べると、意外な事実が明らかになっていく。ダニエルは刑務所に入っていたことがあり、キャロルとは服役中に結婚していたのだ。
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#12 消えた妻
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2000年8月、不動産業を営むブルースは、妻のジェナが行方不明になったと警察に通報する。ジェナも夫と不動産業をしており、夫妻は特に差し押さえられた家を取り扱っていた。警察は家の元持ち主がジェナを襲ったか、彼女が自ら蒸発したと推測する。しかしその後、事件は思わぬ方へ進む。2人の少年がジェナのものと思われる車の中から現金を盗んだというのだ。果たして何が起きたのだろうか?
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#13 殺しの処方箋
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2010年、68歳の夫と65歳の妻が自宅で射殺されているのを別の家に住んでいる息子が発見した。警察はネットの地図で銀行頭取である隣人の家を検索すると殺された夫妻の家が出てくることに気づいた。隣人を狙った犯人が間違えて夫妻の家に行き、犯行に及んだ可能性が考えられた。しかしその後、第一発見者である息子の元に"次はお前を殺す"と書かれた脅迫状が届く。
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