お菊寺。そこは、人に災いをもたらす恐怖体験を供養する寺。中でもカウントダウンを意味する「数下り」の体験談は、命のみならず、魂をも奪う戦慄の回顧録。300年以上続くこの寺で供養された“数下り談”を映像化。
■数下り 参 「呪い写る」
振り返り、手招きしてから写真を撮る。すると世にも恐ろしい写真が撮れる。全ては好奇心から始まった。自動車教習所に来た若者二人が遭遇する世にも恐ろしい数下りの回顧録。
■数下り 弐 「通報者不明の110番」
この日、警察の110番回線に、不思議な電話がかかってきた。相手は、マンション名と部屋番号しか言わない。事件性を感じた女性オペレーターは、現場に警察官を向かわせた。しかしその行為は、背筋の凍る地獄の始まりだった。
■数下り 壱 「犬屋敷の怪奇」
ある幸せな家族。長年、刑務所に収監されていた姉も釈放され、家族は幸せの絶頂にいた。そんなある日、家を訪問した警察官が何者かに殺された。犯人は家の中にいる。しかしそんな事件の唯一の目撃者は、家族の可愛いペット犬だった。犬の見た驚愕の地獄絵図が明かされていく。