「鬼平」「必殺」のスタッフが結集して成し得た衝撃作! 女牢に咲いた可憐な花…愛する男のために拷問にたえた女がいた!
この作品は、江戸時代極秘とされていた牢屋敷内の様子や拷問について密かに書き遺された、現存している「徳鱗厳秘録」を基に製作されたものである。ある日、ひとりの女が捕らえられた、罪状は放火。偶然にも女と顔見知りだった牢屋見廻り同心、塩谷小十郎は彼女の無実を信じ、密かに真相を探った。本来、牢見廻りは探索することを許されていない。牢屋敷では非情にも女に対する容赦ない拷問が重ねられていた。小十郎の探索はなおも続く…そしてついに、意外な事実が浮き彫りにされた。そんな時、隠れ切支丹の女の事件が持ち上がり、また小十郎を親がわりにしていた少女が大金を盗んだ罪で捕われてきたのだ。愛する男のために拷問にも耐え、愛に生きた女たちの美しすぎる姿を基線に事件は展開していく。当時の拷問、「木馬責め」「駿河問い」「石抱き責め」「吊るし責め」「海老責め」「苔打ち責め」などが再現される。